「瀕死のベイトフィッシュと昆虫類」を演出し、スレきったバスの口を開く切り札として注目される水面ピクピクアクション。一定のストロークで振り続けるためのしなやかさと、吸い込みバイトを「垂直方向のノセ性能」で獲る至極の一竿。
今回は去年の8月に発売されたばかりのポイズングロリアス268UL/ML-Gについてインプレしたいと思います。
購入からまだ日が浅いですがこのロッドの特長や魅力について私なりにお話したいと思いますので興味のある方はご一読下さい。
ポイズングロリアス268UL/ML-G購入理由
全てはこの動画を見た事がきっかけでした…購買意欲がそそられる動画なので自制心が効かない人は見ない方がいいですよ!(小声)
笑顔が素敵な加藤さんはこの動画内で
・「ピクピクにはこれ以上ない竿」
・「ピクピクの時期が終わり秋以降はソウルシャッドにも使える」
このような発言をされておりこの事から私が冬場主戦場にしている荒川温排水に最適なロッドだという事に気が付きました。
ソウルシャッドは冬のリアクションの釣りでもっともポピュラーなルアーの一つだと思いますがピクピクは冬の釣りとは縁遠い感じがします、ですが荒川温排水は一体の水温が10℃以上あるので場所によってはトップで釣れます!
ベイトの有無や潮の満ち引き、それに伴う潮流の変化や風もキーになって来ますが全ての条件が揃えば極寒の2月でも釣れる事があります。
そんな荒川温排水ですが別途ブログにてポイントマップを紹介しておりますので冬にトップで釣りたい方はこちらを参考にしてみて下さい!
ポイント等色々記載してますので参考にしていただけたら幸いです。
それとシャッドに関してですが百聞は一見に如かずって事で下記に動画を一つ貼っておきます!異次元すぎて参考になるか分かりませんが…
埼玉が産んだ天才釣り師DAIさんの動画!ご住所が埼玉なのかは知りませんが多分埼玉でしょう!
バスを前腕で支える通称ビン沼持ち!一度は真似した事ありませんか?服が臭くなるので私はやりませんが。
今ではガンクラフトのフィールドスタッフとして各地で大活躍されていますが、DAIさんといえばジョイクロのイメージが強いと思います!
ですが私の中のDAIさんはソウルシャッドなんです…あの釣りに魅了されて2万円分もソウルシャッドに費やしてしまったのは今ではいい思い出。
毎年1月以降の渋い時期はソウルシャッドにお世話になっています。
あの時に買ったソウルシャッドはもう残ってませんが…(泣)
ポイズングロリアス268UL/ML-G購入理由その2
それと今回グロリアスを買った理由…それがこのロッドにもあります。
番手はグロリアスの266Lで18年に発売された虫用ロッド。
エキサイトトップ仕様で虫以外にもミドストやホバストにも使えるので大変重宝しております。
今回新しいグロリアスを買った理由の一つがリザーバーでのリグの使い分け。
使い分けるにはどうしても同じようなテイストのロッドが欲しかっただけに今回このロッドを購入したのはある意味必然だったのかもしれません。
リザーバーでルアーの結び変えは本当に面倒ですからね…
そんな事があり動画を見終わった頃には…
無意識で「ポチッ」無意識って怖い…
皆さんも無意識の「ポチッ」には十分に気を付けて下さい…カードの利用明細が怖くて見れなくなるので(笑)
ロッドの特徴
品番記載のGについて
まず初めに品番に記載されているGについてなんですがこれは皆さんご存知の通りグラスを意味しています。
ではどの部分にグラスが使われているかというとティップセクションに使われているのでグラスティップという事になります。
カーボンの使用感でグラス特有のノリや粘りがプラスされるなんて…反則じゃないですか?加藤さん!
ソリッドティップも同じような役割だと思いますが加藤さん曰くグラスのダルさ、また戻りの遅さがシェイキングする上で最適なんだとか!
私はこの話を聞いた瞬間リアクションバイトしてしまいました…完全に釣具メーカーの養分です…ハィ。
キャストフィール
6.8ftというレングスにティップ以外はカーボンという性質ですのでキャスティングに関して「飛ばない」や「飛ばしにくい」といった感じはありません。
寧ろルアー重量にうまくティップが追従してくれるので軽いルアーも気持ちよく飛んでくれます。
グラスティップはソリッドティップのような力加減の正確性に頼る事も少ないので気持ちよく振り抜く事が可能です。
カーボンモノコックグリップ(リバースフレアシェイプ)
逆フレア形状に成型したトライアングルシェイプグリップ。上方へ向けた平面部によって、前腕へのフィット感が高まるとともに、ヒジによるホールドの安定性が向上します。
ロッドスペック
■品番 268UL/ML-G
■全長(ft.) 6'8"
■全長(m) 2.03
■テーパー R
■継数(本) 2
■仕舞寸法(cm) 179.4
■自重(g) 87
■先径(mm) 1.6
■ルアーウェイト(g) 2〜15
■適合ライン ナイロン・フロロ(lb) 2.5〜5
■適合ラインPE(号) MAX0.8
■グリップ長(mm) 177
■カーボン含有率(%) 91.4
ロッドの自重
メーカー発表では87gとなっておりますがグラスティップが影響しているのか若干先重り感を感じます。
この「若干」の先重り感はリザーバー等でオーバーハング下にキャストする時にどうしても邪魔になってきます。
そこでリールとのバランスを考えたんですが自分なりのベストなセッティングとしては、19ヴァンキッシュの2500番がベスト!
C2500だと個人的にまだ先重り感が残るような感じがしました…ただしその差はたった10gなので誤差の範囲内。
端的に言ってしまえば160g以上のリールであればなんでもいいと思います(笑)
テーパー
表記はレギュラーですが曲がりはレギュラーファースト寄りに感じます。
ラインスラックを出しやすいロッドなのでミドストやホバストなんかにも最適なロッドだと思います。
適応ルアーウェイト
2〜15gと幅が広く下はネイル0.3gのホバスト上はK0ポッパー、スピンビドーを試してみましたがキャストや操作性に関して全く問題ありませんでした。
ラインはPE0.5号、リーダーは5lbを使用してのテストですので上記ルアーの重量を超える場合はラインを太くする事をおすすめします。
使用感
それではポイズングロリアス268UL/ML-Gの使用感についてご説明したいと思いますが、先日シャッドとトップで釣果があったのでそちらと併せてご紹介します。
テトラに軽く当てながらストップ&ゴーを繰り返していると軽く何かが触れた感じがあったので半信半疑でフッキング!超ショートバイトでしたがグラスティップの恩恵で獲れた魚だと思います。
一瞬のバイトでもノセるティップの追従性はお見事の一言でした!
厳冬期と違い水温22℃前後ある中での釣果ですのであまり参考にならないと思いますが霞のバスですので一定の評価対象にはなると思います。
9/30釣果 ルアーはハンクルK-0ポッパー
このルアーはスプラッシュ特化ですが私の使い方は軽いポップ音を出しながらのドッグウォーク。
連続トゥイッチを繰り返していたらもんどり打って出てきました!
ポッパーの操作性、魚を掛けるクッション性共に使用感としては文句ありませんでした。
まとめ
現時点での評価は今後の期待も込めて80点ですかね!釣行回数がまだ少ないので正当な評価は出来ませんし粗を探す程使い込めてもいません。
20点の減点内容については前述したようにロッドのバランスが良くない事!若干ではありますが先重り感が気になってしまいます。
それよりもメリットの方が多すぎるのでこのロッドには可能性しか感じません。
ですがこのロッドは非常に専門性の高いロッドだと思いますので何でもこなせるバーサタイルロッドではないと断言できます!
ダウンショットリグやネコリグといった底で扱う様なリグには絶対に不向きだと思いますのでそういったリグを扱う場合は通常のULやLロッドの使用を推奨します。
シェイキングに関しては思ったよりもダルくなくポイズンシリーズ特有のブランクスの復元力により細かいシェイキングが可能になっていると感じました!
グラスティップの戻りの遅さとレギュラーテーパー、そして細かいシェイキングという事はミドストやホバストにも最適なロッドという事になります!
これから冬になり荒川温排水において右腕になる事は間違いありませんので何か気になる事があれば長期使用インプレという形で追記したいと思います。
ちょっと話は変わりますが皆さんちゅるび〜という猫のおやつをご存知でしょうか?
先日我が家の猫が膀胱炎になり病院でお薬を頂戴したんですが薬をなかなか飲んでくれなくて大変でした…
愛猫の口の中に無理矢理薬を捩じ込むのは抵抗ありませんか?可哀想ですよね…
これはCMの受け売りなんですが矢印のトロッとした所にお薬を差し込んであげると美味しそうに薬ごと食べてくれますよ♪
以上余談でした!
それではまた!

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